職務経歴書の書き方(1)

書類

いよいよ職務経歴書を書いてみましょう!
まずは、以下の点に注意しながら書いてみてください。

職務経歴の記載は古い順から

初めて職務経歴書を書く場合は、
過去から時系列に沿って書いていただく方が、
職務経歴を漏れ無く書くことができるので、時系列での記載がおすすめです。

中には、新卒で入った企業の業務と、現在の業務が全く違うので、
直近の経験業務を最初に書いた方が良いのでは。
と考える方もいらっしゃるかもしれません。

でも、ご自身の経歴を説明するときに、
現在から過去に遡って話すよりも、
過去から現在に、流れ通りに話した方が話しやすいと思います。

面接官も、事前に書類は拝見していますが、
お話を聞く際も、書類も確認しながら、聞いているので、
話の流れの通りに、書類も記載していただいていた方が嬉しいはず。
(少なくとも私は、そのほうが書類が見やすかったです!)

新卒入社流れとして話しやすいかなと感じるので、
時系列での記載をお勧めしておきます。

できればA4サイズ2~3枚程度に

長く、詳しく書いた方が良さそうにも感じますが、
あまりに長いと読みづらいので、

  • 箇条書きで簡潔に
  • A4サイズ 2~3ページ程度

を目標にまとめていただくのが良いと思います。

なぜ、A4サイズをおすすめするかというと、
現在オフィスワークで使用する紙のサイズは、
A4であることが大半です。

仮に、他の書類等と一緒に提出する際に、職務経歴書だけ違うサイズよりは、
A4にまとめてしまったほうが、見栄えだけでなく、管理上も便利になると思われます。

手書きでなくデータで

職務経歴書は、書いてみながら、ブラッシュアップしていくことをお勧めします。

その為にも、手書きではなく、
データで書き自分で確認し、足りなかった箇所を補足する。
それを繰り返すことで、より良い職務経歴書が出来上がります。

面接を受けていくうちに、
自分ではそれほど気にしていなかった経歴について、
質問されることが多かったりする場合は、
企業側が気になっているであろう箇所について、
補足していくのもおすすめです。

ブランクがある際は、その間何をしていたかわかるように

1社目退職後、語学留学をした。という方の場合、
職務経歴としては、ブランクの期間が出てきます。

その際は、いつからいつまで どこに語学留学していた など、
ブランクの期間に何をしていたかを書いておきましょう。

もちろん、書いていなくても、面接で質問されるとは思うのですが、
面接の時間も限られているため、
自分のアピールをする時間を少しでも長く確保するには、
事前に聞かれそうなことは、
書面に記載しておくほうが、有意義な面接の時間になりますよ。

職歴は詐称しない!

これは、そんなの当たり前じゃないかー。

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
大人の方になると、きっと色々考えちゃうんでしょうね。

あ、この職歴消してしまいたいと。

でも、あなたが元いた企業の採用担当が、
あなたが転職しようとした企業にすでに転職している可能性もあります。

どこでバレるかわからないですから、正直な職務経歴を書きましょ。

社外の方にも伝わる内容かを確認

特に、社会人経験が1社しかない場合、
業務上で使われている言葉が、その会社特有の言葉だったり、
業界特有で、他の業界では使わない言い回しだったりすることに気づかない場合があります。

特に、会社内のみで使われているような言葉を職務経歴書に記載していると、
業務内容や成果を正しく伝えられていない可能性もあります。

社外の方でも、業界外の方でも、職種が異なる方であっても、
正しく伝わる表現で記載されていることが好ましいです。

数字を正しく伝えられているか

業務上での成果を客観的に伝えるために、
達成率など数字書いてアピールしましょう!

とはよく言われますが、相手に伝わるような書き方で、
数字をアピールできていますか?ということです。

例えばですが、

目標達成率、同期内2位

と書いてあった場合、
同期が3人の企業と、同期が150人の企業では、
2位の重みが違いますよね、

また、 営業の2年間、全期間目標達成 の場合も

全営業の方の95%の方が達成できるような目標数値なのか、
50%程度しか達成できない目標なのかによっても、受け手の印象は大きく異なります。

特に、難易度が高い目標達成をされている方には、
このあたりを細かく記載しないと、
過去の経歴のすごさが伝わらないので、気をつけて書いてみてください。

逆を言うと、あえてはっきりと明示しないことで、
一見、なんとなくすごそうな職務経歴書を作ることはできます!!!!!

面接が得意な方であれば、まず面接の場に呼んでもらうと言うことを考えて、
あえて、このようなテクニックを使うのも良いかもしれません。
その裏技を使う場合は、面接で他の部分で面接官の方を、
圧倒的にすごいと思わせる何かがないと、
「意外にすごくなかった」というギャップが生じてしまうので
積極的にはお勧めはできないので、自信がある方限定で試してください。

大した経験じゃないな。と思うことも全部書く

大した経験じゃないことというよりも、
自分の中では当たり前すぎて、書くほどのことでもないな。
という業務も、書いておいた方が良いです。

例えば、「上司からの指示を受けて業務を行うこと」が実際の業務だとしても、
他部署間との調整も行っていたのであれば、
「部署間調整」も行っていたと記載するなどといったような感じです。

現職企業では、部署間の調整を行うことは当然だったかもしれませんが、
他社の場合は、調整はマネージャーの方が行う業務内容だと認識されているかもしれません。

そのように、この業務はわざわざ書く必要ないなと思っている業務であっても、
細かく書いてみることが、他の人との差別化になる可能性もあります。

業務内容の振り返りは、面倒かもしれませんが、時間をかけてやってみてください!

まず書いてみよう!

えー。そんな色々言われても、上手く書けるはずがない。

まあ、そうなんですよね。1回で、バシッといい感じには仕上がらないんですよ。

でも、一度書いてみると、
こう書いた方が良いなとか、
もっとここ詳しくしようとか、
自分で色々気づけると思うので、まず気軽に書いてみましょう!

大丈夫!そのうち仕上がります!!!

キャリアアドバイザーの親身で丁寧なサポート【パソナキャリア】

市場価値診断なら、ミイダス!

コメント

タイトルとURLをコピーしました