短期離職をしていると、書類選考を通過しづらい。
そんな話聞いたことありませんか？
なぜ短期離職されている方は書類選考を通過しづらいのか。
個別の事情があるとは思うのですが、
企業側の視点から考えてみます。
ちょっと厳しい内容かもしれませんが、
あくまでも企業側の視点ということで、ご理解ください。
うちの会社も短期で辞めちゃうんじゃないのか？
欠員が出たり、業績が伸びているので、人手が足りない！
そんな時に、じゃあ追加の人員を雇おう。ということで
その企業の採用活動がスタートします。
会社のホームページだけでなく、転職媒体や、人材紹介会社など。
そして、応募してくださった方と面接を行い、内定を出し、承諾。
１名しか採用する予定がない場合は、内定承諾をしていただいたタイミングで、
他の候補者の方に、お見送りの連絡をしてしまうわけです。
そのかたが入社して、1ヶ月経ったところで、「辞めます」となった場合、
またすべての選考をゼロからスタートしなければならず、
それまでの、求人活動が企業側としては無駄になってしまいます。
企業側としては、できる限り採用活動は短く、良い人材を獲得し、
通常業務に専念したいはずので、
短期で離職しそうな方は、採用しない方向にしたいと思うでしょう。
投資コストが回収できない
入社直後は、各企業で研修の期間が設けられています。
たとえ、同じ業界、同じ職種への転職であったとしても、
社内での仕事の進め方や、どこに何がおいてあるのか、
経費精算の方法は？などなど、業務で必要なことは理解していても、
新たな会社の環境でどうすれば良いのかは、0から知る必要があります。
一人で業務を行うことができるようになるまでの期間は、
環境や業務内容によっても大きく異なりますが、
研修中は、企業にとっては言わば投資の期間であるため、
研修中に社員の方が辞めてしまうと、その分の投資は無駄になってしまうんですね。
そのため、短期離職しそうな方の採用は避けがちです。
物事をあまり深く考えていないのでは？
もちろん、短期離職には退職される方だけに原因がある訳ではなく、
企業側にも原因はあるので、企業側の原因をまずは改善する必要があります。
一方で、例えばこんなケースを聞いた時、あなたならどう感じますか？
1社目、想像していたよりも残業が多く、試用期間中に退職。
2社目は、未経験でもいろんなことを任せてもらえる環境だ！と言われたので、
思い切ってチャレンジしたけど、なかなか業務になれず、この企業も試用期間中に退職。
２回連続して、企業に恵まれなかったのね。
というよりも、
１回目企業選び失敗したのに、２回目も失敗しちゃってるのか。
会社選びって結構重要だけど、あまり色々考えていない人なのかな。
と思われる可能性もありますよね。
面接だと、実はこういう状況で。とお伝えできる可能性もありますが、
他にも応募者の方がいる時だと、書類選考でどちらを選ぶか？
となった場合は、ちょっと不利になる可能性も高そうです。
どうやったら短期離職が続いている方も書類通過できるか
ここまでなぜ企業は、短期離職者を懸念するのか。
について書いてきましたが、ここにあるような懸念を払拭できれば、
自ずと書類は通過することになるでしょう。
例えば
・短期離職した理由を記載する
・同じような理由で離職が続いていたら、当時はあまり深く考えていなかったことを反省した
などなど。
そして、もし応募する企業に対して、思い入れのサービスがあったり、
その企業でどうなりたい。などという熱い思いを書いてみるのも一手かもしれません。
採用担当も人間ですから（当たり前だけど）
熱い思いをぶつけられたら、会ってみようかなと思う人も少なくないと思います。
でも、一人だとちょっと決めれないなという方は、
人材紹介会社に相談しみるのも良いかも。
以前、【第二新卒の方】紹介会社はどう選ぶ？ という記事も書いておりますので、
よろしければご参照くださいね。
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