履歴書・職務経歴書を準備して、企業探しも開始。
このタイミングで、面接の準備もスタートしましょう。
どの企業に応募するか決めてからでいいんじゃないの?
と思われる方もいるかもしれません。
企業ごとの対策はもちろん必要ですが、どこの会社でも聞かれるような質問については、
早めに準備をすすめていきましょう!
これまでのご経歴を3分程度でお話しいただけますか?
面接官の方と挨拶した後、
面接官の方がアイスブレイクとして、緊張をほぐしてくれるような会話を少しした後で、
大体こんな感じの質問が投げかけられます。
学校卒業し、社会人としての経歴がスタートしてから、
現在までの職歴を簡単に説明すると良いでしょう。
面接官の方から、特に時間指定がなかったとしても、
3分前後にしておいた方が無難です。
社名、業界、ご自身の業務内容についてふれていただくと良いと思います。
転職歴のある方であれば、業務内容について簡潔にまとめ、
1社経験の方であれば、
組織の規模感、ご自身がいるチームの人数、ご自身と同じ業務をやっているのは何人で。
など、所属組織の全体像が想像できる感じでお伝えすると良いと思います。
また、異業界への転職の場合は、
ご自身の業務内容が伝わりづらい場合があるかもしれません。
「私は〇〇という行程を担当しており、具体的には▽▽をXXにするために、〜〜していました」
といったように、具体的に何をやっていたのかを補足していただくと、
よりわかりやすく伝わりますね^^
その業界のことを知らない相手のことを気遣って、
わかりやすいように伝えるというのも、評価してもらえるポイントですよ!
転職理由を教えてください
これは、就職活動の「学生時代力を入れたこと、頑張ったこと」と同じくらい、
転職活動時にはほぼ必ず聞かれる質問です。
転職理由は、皆さんそれぞれで違うと思うのですが、
私が面接対応している時に、実際よく言われた転職理由に以下のことがありました。
「今年、入社3年目なのでそろそろかなあと思いまして」
入社3年目なので、そろそろ転職してみたい気持ちが湧き起こるのは、
理解できなくはないのですが、それだけ聞くと、
「入社3年間が一旦の区切りという、世の中の風潮をなんとなくそうだなと思っての転職かな?」
という印象になってしまい、深く考えてないのかな?と思われるかもしれません。
入社3年が、転職を考える一つのきっかけであっても、以下のような答えだと、
印象が変わってくると思いませんか?
入社3年経ち、今任されている仕事の全てを自分で完結できるようになってきました。
しかし、5歳上の先輩も、業務内容は自分とほぼ変わらず、
この後5年間も経験領域が広がらないことに不安を覚えました。
今ある業務が重要な業務であることは理解していますが、
少しづつでも業務領域を広げ、スキルアップできる環境に身をおきたいと思ったので、
転職を考え始めました。
どうでしょうか?
もし現在、「3年目だからそろそろ転職を〜」
と考えている方がいらっしゃったら、
・なぜそう思うのか
・3年目という要素を無くしたとしても、転職しようと思うのか
を考えてみてください。
意外と、別に今転職しなくてもいいや。
もしくは
実は前々から興味がある、あの業界にチャレンジしてみたいんだ。
と、自分の中の欲求に気づけるかもしれません。
一度考えてみてくださいね。
今後のキャリアプランを教えてください
今回応募している職種を基に、今後の成長していきたいというプロセスが語られていればOKです。
ごく稀にですが、
最終的にこうなりたい!と描いている未来像と、
今応募している職種が、全く関連がない方がいらっしゃいました。
ご自身なりに理由があれば良いのですが、特に理由がない場合は、
なんとなくこの仕事受けているだけなのかな?と思われてしまいます。
なぜ、「なんとなく」転職を考えている方を、企業側がネガティブに感じてしまうかというと、
業務への思いが無いと、何かトラブルや辛いことがあった場合に、
頑張って乗り越えよう!
ではなく、
きついし、面倒だから辞めてしまおう。
と、このポイントを乗り越えられれば、大きく成長できる、
ある意味乗り越えないといけない壁が出てきた時に、
チャレンジせずに諦めちゃうのでは?という不安があるからです。
今回応募している業務から、未来の理想の自分につながるようなプランが描けるとBESTですね。
とはいえ中には、
- このサービスに携わってみたい
- このプロダクトに関わりたい
- (その企業の)●●さんと一緒に働いてみたい
という理由で応募した場合、未来のキャリアプランまで想像できていない場合もあると思います。
その時は、今の自分の思いを伝え、応募している業務のどんなところに興味を持っているから、
その業務をベースとして、どんなことにチャレンジしていきたい。
という感じで、お答えいただくと良いのではないかと思います。
ご希望年収を教えてください
面接の後半には、希望年収を聞かれることもあるでしょう。
基本的には、希望を伝えて良いと思うものの、
- 現職年収よりも大幅な金額UP
- 新たな業界・職種にチャレンジするのに前職よりも金額UP
などは企業側から、あまり良い印象を持たれない可能性があるので、
提示した希望金額以上は貢献できる。と思う金額を提示するのが良いでしょう。
また、希望金額は伝えつつも、譲歩可能だということをお伝えしておくと、
年収が高いからということだけで、お見送りになることも避けることができます。
内定後、どれくらいの期間でご入社可能になりますか
企業側も、いつでも良いから入社してくれれば良い。
という状態の時と、
●月までには絶対に入社してほしい。という場合があります。
引き継ぎや、現在担当しているプロジェクトの都合にもよると思いますが、
現時点での見込みを伝えておきましょう。
半年以上先でないと無理という場合は、企業によっては、
改めて応募してほしいと言われるかもしれません。
実際に声に出してみる
頭の中で考えるだけでなく、考えたことを実際に話してみることが大切です。
原稿は完璧にできているのに、話そうとするとうまく話せない。
そして、実際の面接になると、
初対面の方相手にですから、緊張もしてしまいます。
緊張しちゃうから、Q&Aを作って全部暗記しているんだろうなあ。
という方にもよくお会いしていましたが、
丸暗記していると、
質問の答えとうまく噛み合わなくなる可能性もありますし、
回答を準備していない質問をされたときは、
何も話せなくなってしまうことも多いです。
自分がどんなことを考えていて、どのように伝えるのか。を自分で口に出して、
ブラッシュアップしていくのが良いですね。
慣れてきたら、ビデオや音声などを実際に録画・録音した後に自分で見てみると、
色々な気づきがあるのでおすすめです。
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