転職先を探す中で、気になる企業がたくさんありすぎる!というかたと、
この1社にしか行きたくない!と思う方など、人それぞれだと思います。
実際応募する際には、
何を目安にすれば良いのかについて考えてみたいと思います。
書類通過率は3割くらい
企業側の書類選考率は3割くらいと考えておいて良いでしょう。
経験に近しい企業にエントリーした場合は、
通過率は高まります。
ご自身の経験業界や、今回転職しようとしている業界の状況によっても、
通過率の高さ、低さは関係してきます。
新たな業界への転職の場合は、
特に人材紹介エージェントさんに、いろいろ情報を聞いてみて検討しましょう。
面接の時間を確保できるか
何社に応募するか。
各個人の面接に対応できる時間がどれくらいあるのか。も含めて考えておくのが、
現実的だと言えます。
ほぼ定時で終了する方の場合は、1日に1社は面接調整できますが、
残業が多かったり、急な差込業務が頻繁に発生する方は、
なかなか面接の時間を確保しづらいと思います。
ご自身が、1週間に何社くらい面接を設定できるかを考えて、
応募者数を考えていきましょう。
仮に、面接設定していたけれども、
業務の都合上、約束の時間に行けなくなってしまった場合は、
できるだけ早いタイミングで、企業側へお伝えするようにしましょうね。
応募する企業の足並みは揃えたほうが良い
自分のスケジュールを考慮して、応募社数を考えるのが良いとお伝えしたばかりですが、
どうしても気になる企業が12社あって、週に1回しか面接を組めない場合、
書類通過が3割程度と考えると、書類通過は3~4社となります。
その場合、1週間に1社づつ受けるのではなく、
面接はある程度同じタイミングで受けたほうが望ましいです。
最終面接に合格し、内定が出たけれど、
まだ気になる企業の1次面接を受けていないので、
後どれくらい時間がかかるか分からないけど、待ってほしい。と企業に言った場合、
1週間程度は待ってくれたとしても、1ヶ月待ってくれる企業はかなり少なくなると思います。
複数名採用する企業であれば、待ってくれる可能性もありますが、
1名しか採用しない場合は、あなた以外に候補の方がいる場合は、
他の方にオファーを出して、その方で早く人員を確定したいという思いがあるかもしれません。
他の企業からオファーが出たタイミングで、
「ああ、あの企業ももっと早いタイミングで受けておけばよかった」と
後悔しないためにも、企業の応募のタイミングはできるだけ合わせておいたほうが良いですね。
専願はやめたほうが良い
「御社にしか行きたくないので、他は受けていません!」
と面接でおっしゃってくださった候補者の方が、これまで何名かいらっしゃいました。
その気持ちは嬉しいのですが、より良い転職活動を行うためには、
1社だけ受けるというのはあまりお勧めできません。
複数の企業の面接に行ってみて、初めて気づく良さもありますし、
自分が絶対ここが良い!と思っていた企業方と話した印象が、
実はイメージと違ったという場合もあります。
他の方から聞いた印象がかなり良いとしても、
自分が同じ感覚を得られるかというと、それは実際にその企業の面接を受けてみない限り、
わからないものです。
同じような環境で、同じように生活していたとしても、
両親や、兄妹で意見が異なる場合もよくありますよね。
特に、自分が良いと思っている企業は、
調べている段階では、良い面ばかり自分でも着目してしまう可能性があります。
客観的な視点で選考中の企業を見ることが、
転職活動の成功の秘訣かもしれません。
コメント